子供が危険な目に遭う、そういうことが増えてきた今、地域では「子供を守るための取り組み」を実施しています。
正直言って、こうまでしなければ子供を守れない時代になってしまったのか…とつらく思う人もいるでしょう。
でも、世間をみれば凄惨な事件や報道を耳にすることが増えてきています。
それを考えれば、「心配しすぎるくらい」がちょうどいいのかもしれません。
そのくらい、我々の意図しない身近な地域でも心ない事件が起きているのが現状です。
では、そんな世の中に対して地域や学校がどんな対策をとっているのか、一例をご紹介しましょう。
民生委員の防犯パトロール
子供の下校時間に合わせて、パトロールなどを行っています。
地域の民生委員が行っていることが多く、青色防犯パトロールをしてくれたり、子供たちの下校中の様子を見守ってくれたり、本当にありがたい存在です。
こういった大人の目があることは犯罪の抑制につながりますので、それを考えれば民生委員の存在はとても心強いものと言えるのではないでしょうか。
また、子供の下校時刻に合わせて買い物に行くなど、大人が子どもを見守ることができるような取り組みも実施されています。「一人でも多くの人が子どもに目を向けて、子供を守りたいという気持ちを行動に移していくこと」が大切ですね。
防犯ブザーの配布
今、学校では防犯ブザーの配布をおこなっているところが多いです。
防犯ブザーは、何かあったときに自分の身を守ることができる本当に心強いものです。
今の防犯ブザーはランドセルの前につけられていて、何かあった時にすぐ紐がひっぱれるようになっています。
また、ランドセルもこの防犯ブザーをつけることを前提に造られていますね。
学校から配布されたものが壊れてしまった場合は、市販のものでもいいので取り付けておきましょう。
何かあったとき、まず頼れるのは防犯ブザーですからね。
とにかく、大人がきちんと子供を守って行くことが大事です。
前述していますが、子どもが帰る時間に合わせて外出をすれば、それだけで人通りが多くなって犯罪を抑制する力になります。
1人ではなくみんなで心がけていけば、大きな力になるでしょう。
日本の未来を担う子供たちが健全に成長していくことができるように、私たちは子供たちを守りながら生きていかなければなりません。
子供を守るための地域の取り組みについては、今後もっともっと活発化されていくといいですよね。