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だまされないように注意!

京都

自分で調べることが大切

不動産取引というのは、人生で一番大きな買い物とも言われるくらい、膨大な金額のお金が動くものです。
それにもかかわらず、その大きな「買い物」をするための基礎知識や情報が、あまりにもすくないという気がします。

現代はインターネットでどのようなことでも簡単に調べることができる時代です。
買い物をするのであっても、口コミサイトや価格比較サイトといった情報をまとめたWEBサイトを利用して、その商品がどの程度の相場で売られているものなのか、どの店がもっとも安いのか、送料はいくらなのか、そしてショップの店員の対応はいいのか悪いのか・・・等々、数百円や数千円の買い物をするだけであってもわずかな違いまできちんと調べ上げ、数十円の違いを気にしながら少しでも得になるように、損をすることのないようにと考えて購入します。

それにもかかわらず、そういった日用品より遙かに大きい金額を出す土地やたてものの売買は、その不動産業者の言葉だけしか情報源がなかったり、詳しい情報や契約内容をきちんと把握しないままに契約してしまったりということが少なくありません。
このようなことが起きる背景には、日用品を買うのとは違い、難しい専門用語があまりにも多すぎるということや、誰に聞けばいいのか、何を調べれば良いのかが分からないということ、
そしてそもそも、「何が分からないのかが、分からない。」といった状態になっていることなどがあるようです。

しかし、よく考えてみてください。
商取引なのですから、不動産業者は当然、自分の側に有利にことを進めたいと考えるでしょう。
つまり、購入者にとって不利になるような情報を、わざわざ教えてはくれない可能性が高いのです。

冷静に判断する力が必要

よくあるトラブルとして、購入を迷っているお客さんに
「こんな良い土地はめったに出ない」
「お客さんと同じ時間に、別のお客さんも申込のFAXを送ってきた。今すぐ契約すれば、あなたを優先します。」
などと急かし、十分な情報のない状態で契約させてしまうという手法があります。
そして、契約したのにもかかわらず、いつまで経っても今その土地にすんでいる人が立ち退くようすを見せなかったり、その土地に欠陥があることに気付いたものの、すでに解約するのが難しい状態になっている、といったことも起きているようです。

せっかくの大きな買い物に、そのような思いはしたくないですよね。
そのためには、自分でしっかりと情報をあつめ、踊らされることなく冷静に判断する力が必要なのです。

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