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浪速区の特徴

大阪

土地の特徴

浪速区は大阪市内のちょうど中心部に位置しており、通天閣がシンボルマークとして有名になっています。
通天閣の近隣は庶民的な雰囲気の漂う「これぞ大阪」という町並みをしており、大阪ミナミの中心駅となっている「難波駅」があることも特徴です。

ただ一方で住民人口が非常に少なく、大阪市24区で最も少ない約6万1千人という住民数となっています。
これは浪速区の面積が狭いことも関係しており、4.37平方キロメートルという大きさは大阪府内で最も狭いサイズです。

ちなみにこの4.37平方キロメートルという大きさは、全国の自治行政区でも最小であるとのことです。
どちらかといえば住宅街というよりは観光名所や商業地帯として発展してきたことも関係しており、大阪府民にとってもあまり「住むための区」という印象は薄いように感じます。

歴史的には1925年(大正14年)4月に、現在の中央区にあたる南区から独立分区して誕生したというエリアです。
周辺にある南区・西区・天王寺区・西成区と、過去に区の境界が調整されてきたこともあり、それぞれの区には独特の雰囲気が醸成されるようになりました。

動向、地価公示価格の推移

浪速区の地価は全国第43位としてランクインしており、平均坪単価は145.9万円とかなりの高額です。

ここ数年の動向を見てみると2011年頃に一時的に下落があったもののそこからは微増傾向にあり、特に2017年~2018年の1年間では11.17%というかなりの上昇率を見せました。
同じくらいの地価を持ったエリアとしては東京都板橋区や東京都立川市がありますので、かなり大阪市内でも不動産の価値の高い場所であることがうかがえます。

大阪でも有数の市街地であることからお店の数が多く、全体的に賑やかで活気のある町並みとして多くの人に利用されています。

おすすめポイント・住みやすさ

浪速区には複数の路線が乗り入れており、交通の便はかなりよい環境にあります。
「大阪木津卸売市場」や「でんでんタウン」といった商業地域があり、古くからの住民が利用する施設も残っているところが特徴です。

近年では都市開発も活発に行われており、新築マンションも区内にかなりの数が建築されています。
中古マンションでも相場は5000万円クラスになるものも見られており、投資目的でマンションを購入するという人もいるほとです。

注目は複合商業施設の「なんばパークス」で、未来都市なにわ新都をコンセプトにして作られたということで、個性的な建築形式と豊かな緑が魅力的です。
住民にとってはかなり魅力がある町であるのですが、いかんせん地価が高いということもあり、これから移住をするのはちょっと敷居が高いかもしれません。

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