豊中市の特徴

土地の特徴

豊中市は、大阪市のすぐ真上に位置する海岸線を持つ市です。
大阪市とは神崎川を隔てた場所にあり、隣接する地域としては吹田市や池田市、西側には兵庫県尼崎市があります。
市内中央には豊中台地があり、そこから南西に向かってなだらかな丘陵が続くという立地になっていることから地盤も強く、過ごしやすい住宅地として機能をしています。

人口は約39万人で、これは大阪府内で第5位です。
歴史的には大阪中心地の発展に伴って拡大してきたベッドタウンであり、比較的早くから開発が進められたこともあり、郊外型住宅が多く建築されています。

大阪中心部からは約15kmとかなり近いこともあって公共交通機関も充実しており、阪急電鉄阪急宝塚本線や北大阪急行を中心に、大阪高速鉄道（大阪モノレール）で東西に移動ができるようになっています。
市内の大きな特徴となっているのが大阪国際空港（伊丹空港）があることで、大阪を訪れる人の玄関口としても多くの人に利用されている地域です。

動向、地価公示価格の推移

豊中市の地価は全国地価ランキングの第107位で、平均坪単価は75.7万円です。
大阪方面の地価はここ数年微増傾向にありますが、住宅地として人気の高い豊中市もそれに従って上昇傾向にあり、今後も人気の高い地域として建築が進んでいくことが予想されます。

同じくらいの地価を持つ地域としては愛知県西区や神奈川県横浜市南区といったところがありますので、やはり閑静な住宅街という雰囲気の土地という点が共通しています。

市内に非常に多くの駅があることから市内全域に渡り交通の便が非常によく、中心地となっている「豊中駅」だけでなく快適に生活をしていくことが可能です。
大阪の中心に通勤しつつ、過ごしやすい豊中市に住居を構えるという人も多く、落ち着いて生活や子育てができる環境があるエリアと言えるでしょう。

おすすめポイント・住みやすさ

豊中市は日本初のニュータウンとして開発された地域であり、また関西を代表する文教都市となっています。
市内にはたくさんの学校施設がありますが、中でも特徴的なのが私立大阪音楽大学や国立大阪大学豊中キャンパスがあるということです。

豊中市の東部と隣接する吹田市のちょうど中間付近には「千里ニュータウン」という千里丘陵の地形を利用したエリアがあり、こちらは大阪府内でも富裕層の入居するエリアとしても有名です。
「東豊中」「緑丘」「上野」あたりは大阪府でも有数の高級住宅街としても知られているところで、関西方面に住む資産家の自宅が建築されていたりします。

全体的に富裕層が多い地域なので治安面がよく、大阪中心地のような雑多な様子がない、落ち着いた地域性を持っているのです。