東京多摩地区の中心部立川市
立川は周辺を8つの市に囲まれている多摩地区の中心部とも言える場所です。
市内にはJR中央線、青梅線、南武線が走っており都内と神奈川へとアクセスすることができます。
立川市はもともと幕府の天領として農業を中心として発展した地域です。
明治以降に立川駅や立川飛行場ができたことで人口増加が進み、商業地としても発展しました。
戦後には飛行場が米軍基地になり昭和52年に返還されるまでは一時的に墓地の街となりました。
市内でも多摩エリアは交通の要所として、立川駅周辺エリアは商業都市として発展をしていきます。
多摩モノレールが開通したことで市内の縦方向での移動が可能になり生活環境が一変したのです。
これによって立川駅はさらに商業施設が参入しましたし、市内の生活エリアが拡大されました。
立川は東京駅までも40分ですから都心へのアクセスもとても良い地域です。
自然も多いですし、立川駅周辺で必要なものが一通り用意できる生活環境の良さから人気のエリアへと変わっており、今後も成長することが期待されています。
立川市の土地価格の変動
立川市は地価公示価格が139万円と都内でも22位の地域です。
全国的にも高いものであり、上昇率も高いです。
ここ10年間の地下の平均価格を見ると2008年にピークを迎えた後下降傾向を辿ります。
2012年に下降傾向が止まり、そこからまた上昇を続けていきピーク時の価格まで戻っています。
特に2015年には地価の前年対比でみると22パーセントも上昇しておりこれは飛躍的な数値です。
この10年間で価格の振れ幅は大きいですが、上昇傾向が高まったことでの振れ幅であり、今後も土地の価格が上がることが期待できる振れ幅と言えます。
多摩地区の中心地であり、立川駅は近隣エリアの人にとって必要不可欠なエリアです。
百貨店だけでなく大型商業施設が豊富にあるので都内まで出なくても立川駅周辺で必要な物資が一通り揃えることができます。
そのようなエリアであるため立川駅周辺エリアは地価が高く上昇傾向が続いています。
特に立川駅すぐの曙町エリアは地価が最も高く坪単価で1603万円です。
多くのエリアで地価の上昇率が5パーセントを超えており、これは今後も地価の上昇が続くことが期待できる数値です。
まだまだ土地の有効利用の方法を考えて様々な取り組みが期待されていますし、ファミリー世帯の転入を増やすための取り組みも期待されています。
自然が豊かであり、住宅環境も良いこと、都心へのアクセスが良いことを考えると生活がしやすく、通勤通学のために都心に出やすいですから、ファミリー世帯はとても生活しやすいエリアです。
そのため、このようなファミリー世帯がこれから増えて人口増加による地価の上昇が見込まれています。